娼年

2004年9月16日 読書
微妙に共感できる。でも微妙に。
主人公は20歳だから、あたしとタメくらい。
無気力で、学校にも週1しか顔を出さず、バイトしていた店で出会った美しい中年女性に誘われて男娼になった。
うーん…自分をお金で買われる感覚も神経もあたしには理解できないけど、彼が思う『退屈』だけは、少しだけわかるような気がした。
だから、いろんな人の性のカタチに向き合って成長していった主人公の姿が、ちょっとだけ羨ましいと思う。
こういうの、適性って言葉で片付けていいかどうかわかんないけど、彼にとってそれは天職だったんでしょう。
でもなぁ…一応犯罪だしなぁ…。
自分がやりたいとはくれぐれも思わないけどね。

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